スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

辞書―その2:タブレットのアプリ

最近ふとしたきっかけから、ポルトガル語に触れる機会があり、ぼけーっと文字面見てるだけで何となく意味分かっちゃう場合も多々あって、本格的に手を出そうかと考えています。来学期は、ポルトガルで過ごすのもあっていい機会かもしれません。もはや第一外国語になっているフランス語と同じロマンス系の言語なので、習得はドイツ語に比較するならかなり容易だと思います。

それはさておき、辞書の話2回目。

予定では、電子辞書の話をするつもりでしたが、タブレット端末における辞書の話に変えました。

カシオとかシャープとか、電子辞書メーカーの関係者の方々がご覧になっていたら、申し訳ないかなとも思うのですが、正直な印象を言うと、電子辞書の将来は先細りかもしれませんね。ダウンロードできるタブレット端末のフランス語のアプリだけをざっと眺めてみたところ、Larousse や le petit Robert といった伝統ある、信頼のおける仏仏辞典の出版社は、すでにアプリを販売してますし(ただし、le petit Robert は iPad のみに対応しており、 iPhone は非対応。アンドロイドは、これからのようです)、日本語の『ロベール仏和大辞典』(小学館)や、『プチ・ロワイヤル仏和辞典』(旺文社)なんかも、アプリを出してます。10年後に電子辞書はあるんだろうか、と疑ってしまいます。

僕自身も、必要性から Langenscheidt という独仏辞書や、手持ちの電子辞書には入っていない Oxford の英英辞書、あと、電子辞書ではどうも画面が小さく使いづらいので、le petit Robert の仏仏辞書(一番よく使う辞書)を iPad に入れて持ち歩いています。iPad は上のアプリは、やっぱり既存の電子辞書と比べて圧倒的に見やすく、紙媒体の辞書に近い感覚で見ること、つまり一目見た時の情報量が多く、こっちがメインですね。さらに加えて、紙媒体の辞書よりもかなり安価にダウンロードできるのも魅力ですね。もっとも、iPad 上のファイルを見ている時は、ページ切り替えが面倒なので、電子辞書使いますが…。

恐らく最も手軽に手に入るのは、グーグルやウィキなどが提供している辞書アプリがあると思いますが、これが信頼できるかどうか、使っていないので判断つかないし、やっぱり学習は、いったんある語を引いたら、その言葉の意味を隅々まで目を通すべきだろうという考えから、ちゃんとした信頼のおける辞書以外はここでは紹介しません。

ま、各社のアプリの紹介ページにリンク貼っておきましょうか。


le Robert :
http://www.lerobert.com/espace-numerique/tablette-et-smartphone.html
Larousse :
http://www.larousse.fr/applications-mobiles
仏和大辞典(物書堂っていうアプリの開発元のページに飛びます):
http://www.monokakido.jp/iphone/robert.html
※注意:『ロベール仏和大辞典』は1988年と依拠している版が古く、一般的な使用にはお奨めできません(下記参照)。
プチ・ロワイヤル(同じく物書堂):
http://www.monokakido.jp/iphone/petit4.html

『ロベール仏和大辞典』は、語義の豊富さ、語源解説、類義語に対する解説など豊富な記述量を持ち、よりフランス語を深く知りたいという人にはうってつけなのですが、問題点として、とにかく古い! 確認した限りでは、例えば、情報技術系の言葉に全く対応していないと言っていいです。実際、「ダウンロード télécharger 」とか「インターネット internet 」とか、基本中の基本の語彙の見出し語すらないです。この事情は、カシオ社の Ex-word XD シリーズに収録されている『仏和大辞典』においても同様です。アプリや電子辞書の開発元は、ちゃんと依拠している版の出版年数を製品紹介に付けるべきだと思います。

ところで、Larousse は、ビックリするくらい安かったですね。私としては、多少高くても、使い慣れた le Robert を選んでしまったのですが、これから仏仏辞書を使おうって考えている人は、Larousse もいいかもしれません。le petit Robert に関して言えば、美しいレイアウトだし、「ハイパーテクスト機能」(解説文中の知らない言葉をタップすると、小さいウィンドウが開いてでその語義の解説が出る)もあるので、便利です。大きくはみ出してますが、le petit Robert を開いている時のiPad のスクリーンショットを貼っておきます。

IMG_0014.png

これなら、旧来の電子辞書の見づらさを克服してるでしょ?

ドイツ語のことも書くつもりで、ブログ村ランキングのカテゴリー「ドイツ語」に参加しているのですが、やっぱりフランス語の方が得意なので、どうしても偏ってしまいますね。

てな訳で、フランス人のドイツ語教師に薦められた、独仏・仏独辞典 Langenscheidt (ヨーロッパでは2ヶ国語辞書は、独⇒仏、仏⇒独といった具合に2冊に分けるのではなく、1冊にまとめてしまうのが主流です) のスクリーンショットも貼っておきましょう。僕としては、独仏辞典を使うと両言語の勉強になるので、非常に有益ですね。なお、独仏辞書の他にも、Langenscheidt は各国の言語に対応したアプリを出しているのを確認しました。早く独独を使える程の実力をつけたいものですなぁ…

IMG_0015.png


ドイツ語に関しては、相変わらずいい加減ですが、それでも貼り付けておきます。
↓クリック頂ければ励みとなります。
にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ
にほんブログ村
にほんブログ村 外国語ブログ ドイツ語へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

辞書―その1:紙の辞書

急な予定のため、更新できなかったのが1回、風邪というほどひどくないのですが、体調がすぐれず、書く気が起こらなかったのが1回あり、都合更新すると宣言した時から2週間ほど遅れてしまいました。

旧ブログから書こうと思っていたネタであったのですが、どうもまとまりそうにないな、と思って長らく躊躇していた話をします。

辞書
についてあれこれ書いてみようと思います。

以前、新聞の投書コーナーでも読んだことがあって、例えば、やっぱり迷うのかという話題は、

紙の辞書と電子辞書、どっちがいい?

なんて問題はもう何度も耳にするものだと思います。これに加えて、昨今ではさらに事情を複雑にしているのが、インターネット上の辞書サイトの存在。なので、これらについて書いてみようと思います。

結論を先に言っておきますと、

辞書は、学習者のレベルと目的に合わせて向き不向きがあり、一義的にどれがいいとは決められない

と僕は考えてます。というのも僕自身が、目的と向き合うテキストによって、使っているツールを変えているからです。僕が参加しているプログラムのエラスムスは頻繁に移動することが決まっているので、なかなか嵩張る紙の辞書を持つ決断ができないでおり、したがって紙の辞書は持っておらず、もっぱら電子辞書頼みですが、「やっぱりこの単語は、紙の辞書を引きたいなぁ」と思うことがしばしばです。紙の辞書、電子辞書、ネット上の辞書、それぞれに特徴があるので使い分けるのが一番いいと思います。

早速、本題。結構長い話になるので、何回かに分割します。

1.基本的な単語ほど、紙の辞書を引くべき

紙の辞書のメリットは、一度に眼下に収められる情報量の多さです。例文なども一挙に目に収めることができたり、単語によっては文法事項も載っていたりします。ある先輩から、「辞書は読むものだ」と言われて、なるほどなぁと思い、学習法を尋ねられた場合には、この文句を受け売りしています。僕自身の考えと合わせて言い換えると、基本的な単語ほど多義的な用法を持つのがほとんどですので、それらの項目をしっかり読むべきだと考えています。

以前、電子辞書を使っている初学者が苦労しながら、仏文のプリントの文章をなんとか読もうとしていて「訳が分からない」と言って、僕に見せてくれたことがあって、それを見て苦笑いしそうになったのですが、その人は、電子辞書で引いた項目の一番上の意味しか書き込んでいませんでした。これでは意味が通るように理解できるようにはなりません。

例えば、

prendre なんてごくごく基本的な単語の項目の一番上には「手に取る」という意味が載っています。しかし、かなりよく使われる用法として、

prendre A pour B

なんてものもあります。これは「AをBと見なす(取り違える)」という意味になります。辞書の一番上だけ見ているとこの表現を取り違えて、「BのためにAをとる」などと意味の通らない訳を付けかねません。

もちろん、電子辞書でもちゃんと読み込めばこのような表現は載っていますが、いちいち下にスクロールさせなきゃいけないのは面倒です。実際、上で話をした初学者は、電子辞書で表示される単語の項目の一番下の方まで見ることを怠っていたわけですから。なので、基本的な単語ほど、めんどくさがらずに紙の辞書を読むのが良いと思います。僕自身、日本にいた時は、基本的な単語ほど、紙の辞書を引いていました。「あ、これは専門用語かな?」と思った時には、逆に手っ取り早い電子辞書を使って済ます場合が多いです。

もう一つ、紙の辞書を使う利点は、基本的な単語の項目ほど、その意味の説明が長くなるのが一目で分かることだと思います。つまり、説明文の長さから、その単語の重要性を知ることが出来るわけです。重要な単語ほど、その説明文に目を通して(全部覚えられなくてもいいから)、しっかりと把握することが重要だと思います。急がば回れです。

さて、以上の話から、

基本的な単語を押さえないといけない初学者ほど、紙の辞書を使うべき

だと僕は考えています。どの単語を先に覚えるべきか、という重要性に関わることの判断が出来ない人は、まず紙の辞書を使うべきだと思います。紙の辞書であれば、見開きから目に入ってくる情報量の多さから、単語の重要性が一目で分かるわけですから。まぁ、こういうことって、高校までの英語教育でご存知のことだと思うのですがね…。

もし、英語の辞書を中学生になるお子さんに買うのに、電子辞書にするか、紙の辞書にするか、という悩みを持つ親御さんが居ましたら、心を鬼にして(?)紙の辞書を買い与えてやって下さい。それがボロボロになるまで使いこなせたら初めて電子辞書を買ってやる、くらいでいいと思います。実際、僕は既に2冊ボロボロにした辞書があります(扱いが悪いのもあるのですが)。一冊目は、最初に買った初学者用の辞書『プチ・ロワイヤル仏和辞典』(旺文社)、前回の留学の際にも、le Robert micro という仏仏辞典を一年間使い込みました。紙の辞書が使いこなせて初めて、電子辞書も使いこなせると考えているわけです。

次回は、電子辞書について。これはこれで面白い使い方が出来ますので、これを使うことは決して悪いことだとは思っていない、ということを先走っておきます。

おまけ
冷蔵庫なしでも、ちゃんとこんなものを食ってます。ある日の晩飯。
mesi.png 
挽肉だけのハンバーグ・ステーキ(steak haché)と付け合せの野菜。ジャガイモ2個、タマネギ、トマト、インゲンマメ(これらは丸ごと蒸し焼きにしました)。

学習ブログっぽい内容を書けたので、バーナーはっときます。私の考えに賛同いただけたらクリックお願いします。

にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ
にほんブログ村
にほんブログ村 外国語ブログ ドイツ語へ
にほんブログ村

ゲーテにての講演会

フェイスブックからの転載の日記です。日曜にまた更新するつもりです。

本日ゲーテでのドイツ語の講義後、ゲーテが企画したドイツの小説家でありジャーナリストである Tina Uebel の小説の仏訳(後述)が出たということで、それについての講演に参加。そもそも彼女の話を全く聞いたことのなかったし、予定としても全く出るつもりなかったのだけれど、ゲーテ側の手違いで聴講者がえらく少ない(自分含め6人ほど)、せっかく呼んだのに(これは恐らく日本的な発想なのだと思うが)失礼だろうと思い出席。ちなみにエラスムスの学生で居たのは自分だけ。

インタビュー形式で進められ、ドイツ語の質疑応答の直後にフランス語通訳があり、聞き取り能力としては初学者とさして変わらない自分にとって、聞き取りの訓練として理想的な形式だったのだが、いかんせん話者の講演者が、ドイツのオテンバな少女がそのまま成人したらこうなるのかというほどに、いやおそらくそれ以上にエネルギッシュな、姉御肌と呼んでも差支えなさそうな、あるいは、もし仮に日本だとすれば「元レディース」と形容されたとしても納得できるほどの人物で(実際、男っぽいっていう質問があった)、ゲーテの関係者も「早口」と言うくらいの、溢れんばかりのエネルギーを発散しながらドイツ語を操っていたために、フレーズ単位で聞き取ることは出来なかった。

さて件の小説は、Die Wahrheit über Frankie (La vérité sur Frankie)といい、人を操る術を心得ている実際の犯罪者の記録を素材にした小説だそうだ。作者の人物像には魅力を感じたので、もし彼女について何かご存知の方がいれば、教えて頂きたいです。
プロフィル

×さとし

Author:×さとし
旧ブログはこちら→ journaldijon.blog101.fc2.com/

今はトゥールーズにいます。エラスムスの学生として、ヨーロッパのあちこちで迷子になっていくはずです。

カウンター
最新記事
コメント
アーカイブ
カテゴリ
Derniers rétroliens
検索
リンク
Code QR
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。